2018/03/10 11:00

歴史ミステリー『空海-KU-KAIー』に隠されたキーワードを徹底解説![前編]

『空海-KU-KAI-』の謎を解き明かす!/[c]2017 New Classics Media, Kadokawa Corporation, Emperor Motion Pictures Shengkai Film
『空海-KU-KAI-』の謎を解き明かす!/[c]2017 New Classics Media, Kadokawa Corporation, Emperor Motion Pictures Shengkai Film

夢枕獏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を、中国映画界の巨匠チェン・カイコーが映画化した絢爛豪華な歴史ミステリー『空海-KU-KAIー美しき王妃の謎』。一度観ただけでは読み解ききれないほど多くの謎が隠された本作を、より深く味わうために押さえておきたいキーワードを紹介したい。

【ストーリーの核心に触れる内容が含まれているため、まだ作品を鑑賞していない方はご注意ください】

■ ■世界最大の都市

紀元前1000年よりも前から中国の都として君臨した長安は、美しい都市設計が特徴であり、日本の平城京や平安京にも影響をもたらしたとされる。中でも玄宗皇帝が即位した8世紀前半、“開元の治”と呼ばれた絶頂期には、すでに衰退していた東ローマ帝国の都・コンスタンティノープル(現在のイスタンブール)を上回り、100万人以上の人口を擁する世界最大の都市へと成長したといわれている。

劇中でも描かれている通り、玄宗皇帝が楊貴妃を溺愛するあまり政治的な混乱を招き、それをよしとしなかった将官・安禄山が謀反を企ててはじまった「安史の乱」が勃発。それを契機に長安は衰退の一途を辿ることとなった。

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