2018/08/03 13:45

100回目の夏の甲子園、50年前となにが変わった?伝説の野球映画に見る“日本の青春”

『第50回全国高校野球選手権大会 青春』/[c]朝日新聞社
『第50回全国高校野球選手権大会 青春』/[c]朝日新聞社

日本に100回目の夏がやってきた――。全国高等学校野球選手権大会、いわゆる「夏の甲子園」は、今年が記念すべき第100回大会だ。世界を見回しても、100年以上の歴史を有するスポーツイベントなど数えるほどしかない。その歴史的価値を知れば、球児たちの戦いも、応援に汗と涙を流す周囲の物語も、より一層味わい深くなるはずだ。

もちろん、100回の大会史をすべて振り返る必要はない。例えば50年前、1968年の第50回大会の様子を知るだけでも、変わらないもの、変わったことが見えてきておもしろい。

■ “甲子園を目指す日々”の愛おしさ、儚さ、涙ぐましさ

『第50回全国高校野球選手権大会 青春』(68)は、『犬神家の一族』(76)『ビルマの竪琴』(85)などで知られる巨匠・市川崑が手がけた、球児と甲子園の物語を収めたドキュメンタリー映画だ。市川崑とスポーツ、と言えば、国民的映画として大ヒットを記録した『東京オリンピック』(65)が有名だが、本作はもうひとつの知られざるスポーツドキュメンタリー。昨年、DVD化されるまで、ファンの間で長らく“伝説”と呼ばれてきた、歴史的秘蔵映画ともいえる。

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