2018/08/02 07:30

現代アメリカの残酷な闇に迫った!『ウインド・リバー』に潜むネイティブ・アメリカンの真実

ネイティブアメリカンの男性に寄り添う、ジェレミー・レナー演じるハンターのコリー/[c] 2016 WIND RIVER PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
ネイティブアメリカンの男性に寄り添う、ジェレミー・レナー演じるハンターのコリー/[c] 2016 WIND RIVER PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

第70回カンヌ国際映画祭のある視点部門で監督賞を受賞したクライム・サスペンス『ウインド・リバー』が現在公開中だ。少女殺人事件を巡るミステリーや緊迫感漂う銃撃戦などのクオリティの高さもさることながら、アメリカの先住民“ネイティブアメリカン”を巡る悲しい歴史と過酷な現実をリアルに描いている点も高く評価されている本作。今回はその社会的背景をより深く理解するため、日本ではあまり知られていない彼らにまつわる重要な3つのポイントを紹介しよう。

■ 土地もアイデンティティも奪われた先住民

その昔、アメリカ大陸の先住民族であるネイティブ・アメリカンは肥沃な土地で豊かな暮らしを送っていたが、大陸に渡って来た白人たちの侵略に遭い、土地が奪われてしまった。こうして、彼らは作物の育ちにくい土地に追いやられ、厳しい自然環境での生活を強いられている。白人社会とネイティブ・アメリカン社会は対立し、両者の間には現代においても根深い溝ができたままだ。

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