2018/12/26 08:30

あのキューブリック監督にも影響を与えた!?伝説的なチェコ産SFとは?

『2001年宇宙の旅』にも影響を与えたという逸話を持つ『イカリエ-XB1』/[c] National Film Archive
『2001年宇宙の旅』にも影響を与えたという逸話を持つ『イカリエ-XB1』/[c] National Film Archive

製作50周年を記念して、70mmフィルムや、IMAXでの上映など、今年大きな話題を集めた『2001年宇宙の旅』(68)。SF映画の金字塔として知られるこの作品に大きな影響を与えたと言われる、伝説的なSF映画が同じく今年公開されていたことをご存知だろうか。

その作品は、2016年にデジタル・リマスターが行われ甦った『イカリエ-XB1』(63)。傑作SF『惑星ソラリス』(72)の原作「ソラリス」で知られるスタニスワフ・レムの「マゼラン星雲」をもとに、共産主義下のチェコスロヴァキアで製作された作品。22世紀後半、生命調査の旅へ出た宇宙船イカリエ-XB1が、乗組員が全員死亡した状態の難破した宇宙船や乗組員を意識不明に陥らす謎のダークスターに遭遇していく様子を描いている。

本作が伝説的と言われる理由は、まずスタッフにある。本作が制作された1963年は、アカデミー外国語映画賞でチェコ映画が4年連続ノミネートされるなど、クオリティの高さや反社会主義的な作品の開放性が高く評価された“チェコ・ヌーヴェルバーグ”と呼ばれるムーブメントが始まった年。のちに『カッコーの巣の上で』(75)と『アマデウス』(84)でアカデミー監督賞を受賞することになるミロシュ・フォアマンや、日本でもカルト的な人気を誇る『ひなぎく』(66)のヴェラ・ヒティロヴァといった監督を生み出しており、本作にもそんな“奇跡の時代”の重要人物が集結している。

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