2017/05/24 18:00

『揺れる想い』に遺るZARDが時代を超えて愛される理由

『揺れる想い』/ZARD (okmusic UP's)
『揺れる想い』/ZARD (okmusic UP's)
5月27日はZARD、坂井泉水(Vo)の10回目の命日である。さまざまな芸能活動を経て、「ロックがやりたい」と音楽シーンに挑んだ彼女。1位を獲得したシングルが12作、アルバムの1位獲得数は11作、しかも、そのうちミリオンを達成したアルバムは実に9作品と、音楽シーンに燦然と輝く実績を残したわけだが、そうした記録に留まらず、記憶にも深く刻まれているアーティストでもある。彼女の楽曲群は多くのリスナーに寄り添ってきたし、今も寄り添い続けている。ZARDの代表作『揺れる想い』から、そんな彼女の特徴を探る。

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■スタンダードナンバーになり得た要因

ZARDの「負けないで」のリリースは1993年。発売からそろそろ四半世紀だから、期間だけで考えたら十分に懐メロの域だろう。物心が付いた時にはすでに定番曲になっていた、なんて人も少なくないと思う。ただ一方で、この間、毎年『24時間テレビ「愛は地球を救う」』のチャリティーマラソンが最も有名だが、CMソングやキャンペーンソング等で頻繁に使われていたりもするから、極端に古い印象はないのではなかろうか。そう感じるのは筆者だけかもしれないが、もうそんなに経ったのかとの思いと、まだそんなしか経ってないのかと思い、その両方が交錯する「負けないで」である。これはこの楽曲が単なる流行歌に止まらず、真に邦楽のスタンダードナンバーになったからではないかと思う。坂本九の「上を向いて歩こう」や美空ひばりの「川の流れのように」がそうであるように、「負けないで」が日本芸能史にその名を残す名曲となっていることに異論のある人は少ないはずだ。

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