2017/06/14 18:00

『金字塔』は天才・中村一義ならではの不滅の神品

 (okmusic UP's)
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今年は結成20周年やデビュー20周年の有名アーティストが多いようで、当コラムでは今までもそんな節目を迎えたバンドやミュージシャンの名盤を紹介してきたし、これからも紹介していく予定だが、この人も今年デビュー20周年。先月、セルフカバーによるベストアルバム『最高築』、ライヴDVD『ERA最高築 〜エドガワQ 2017〜』を同時リリースしたばかりの中村一義である。“10年に1人の天才”と評されるに相応しい、彼のアーティストとしてのセンスが詰まったデビュー作『金字塔』を取り上げる。

■10年に1人の天才

“○年に1人の天才”や“○年に1人の逸材”という言い方がある。最近では将棋の藤井聡太四段によく用いられているように思う。50年に1度だとか、100年に1度だとか言われているようで、50年はともかく、100年となると客観的な比較材料が乏しいのではそれはどうなんだと思ったりするが、まぁ、ご存知の通り、そのくらいずば抜けた才能の持ち主ということである。この形容はアイドルやスポーツの世界で使われることが多いようで、軽く調べて見たら、これがなかなか面白い。10年に1人の逸材といった捉え方をされているのは、元モーニング娘。の後藤真希、SKE48の松井珠理奈らで、確かに後藤と松井とはデビューが10年ほど離れているので妙に納得。dropのメンバー、滝口ひかりは2000年に1人のアイドルと言われているそうで、今世紀で唯一無二の存在という意味と思えばこれもなるほどと思うが、NMB48の太田夢莉は“1万年に1人の美少女”、さらにAKB48の小栗有以は“2万年に1人の美少女”だそうで、大分インフレも激しいようだ。ちなみに1万年前の日本は縄文時代、2万年前は旧石器時代だ。スポーツの世界ではファンからは“何で毎年、10年に1人の逸材が出てくるんだ?”と半ばギャグにされているようだが、プロ野球のドラフト会議でこのフレーズをよく聞く。ボクシングでは世界初挑戦の時に100年に1人の天才と呼ばれていた具志堅用高に対して、大橋秀行はそれを超える天才という意味で150年に1人の天才と言われた。拳闘の世界にも世代を超えた闘いがあるようである。

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