2017/07/08 13:00

PIERROT×DIR EN GREY、破壊的融合の一夜が終了

 (okmusic UP's)
(okmusic UP's)
まさに破壊的融合の一夜だった。7月7日、交わることのなかった2つのバンド――PIERROTとDIR EN GREYによるジョイントライブ、その1日目となる 「ANDROGYNOS –a view of the Megiddo-」が横浜アリーナで開催された。90年代後半から2000年代前半にかけてビジュアル系シーンを代表する存在でありながらもライバル視するような関係のもとお互いが接点を持つことはなく、さらにファン同士の「抗争」とも呼べる現象が話題にもなった彼ら。今になってその争いに決着をつけようという対バンライブである。

ステージを「危険地帯」、客席を「緩衡地帯」や「非武装地帯」といった名称で会場を戦場になぞらえる主催者の徹底ぶりもあってか、会場内は開演前から異様な緊張感が漂う中、場内暗転。するとDIR EN GREYのMVをコラージュした映像を背にメンバーひとりひとりがステージに姿を表し、そのまま「Revelation of mankind」とともに戦闘が開始される。「かかってこい!」と激しく客席を煽る京をはじめステージの5人は、「ピエラー」と呼ばれるPIERROTのファンを前にしても、いつもの彼らと同じように自分たちの感情を叩きつけるのみ。ワンマンであろうと対バンであろうと、彼らは自分たちの流儀を少しも変えることはない。それは「戦争」になぞらえたステージでもあっても同じなのだろう。世界で唯一無二、他のどこにも存在しない音楽を追求し続けてきたバンドならではの確固たる意志を感じさせるライヴは、今年で結成20周年を迎えた歴史を凝縮したような内容でもあった。そして最も印象的だったのは「ピエラーの皆さん、こんばんは。DIR EN GREYです。よろしく……」とラスト曲の前に京の不敵な笑み。時代を切り分けてきたバンドとの共演を心から楽しんでいるように見えたのが意外でもあり、対バンライブらしい光景でもあるように思えた。

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