2017/07/12 18:00

世界に比類なきバンド、DIR EN GREY、 その片鱗が隠された初期作品『GAUZE』

 (okmusic UP's)
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7月7日&8日に開催したPIERROTとのジョイントライヴ『ANDROGYNOS』が話題となったばかりのDIR EN GREY。所謂ビジュアル系のシーンから登場したバンドではあるものの、今やその枠を完全に飛び出し、オンリーワン的な存在感で海外でも高い評価を受けている。その独特の世界観はいかにして生まれてきたのか? メジャー1作目のアルバム『GAUZE』からその片鱗を探る。

■シングル「-I'll-」で衝撃的にシーンへ浮上

去る7月7日、神奈川・横浜アリーナにて『ANDROGYNOS』を観た。ともに1990年代後半から2000年代前半かけてシーンをけん引しつつも、これまで“交わる事の無かった2バンド”の邂逅ということで、会場内の空気は独特のスリリングさ。しかし、ステージが始まると即座に一体感が生まれるという、両バンドのポテンシャルというか、貫禄を見せつけられた格好だったが、個人的にもっとも興味深く感じたのは、久々のPIERROT のパフォーマンスもさることながら、DIR EN GREYの進化っぷりだった。というのも、正直に白状するが、筆者がDIR EN GREYのライヴを観たのは彼らのメジャーデビュー時、多分1998年前後以来。ここまで発表してきた音源を精査することもなかった。まさに隔世の感であったからこそ、いい意味で啞然としてしまったのだが、誤解を恐れずに言えば、これほどポップさの排除されたバンドが日本において今もなお支持されている事実は衝撃的である。それをまさしく目の当たりにして、食い入るようにステージを凝視し、サウンドを傾聴し続けた。

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