2017/08/11 18:00

ブラックロックのパワーを見せつけた ファンカデリックの『マゴット・ブレイン』

 (okmusic UP's)
(okmusic UP's)
黒人らしいドロドロのファンクを演奏することで知られたパーラメントとファンカデリック。このふたつのグループはメンバーもほぼ同じで、初期のパーラメントは玄人向けのファンクを、ファンカデリックはロック寄りのファンクをやっていた。先人のジミ・ヘンドリックスやスライ&ザ・ファミリーストーンに影響を受けたファンカデリックのサウンドは、80年代後半から90年代前半にかけて登場する黒人ロックグループのリヴィング・カラー、バッド・ブレインズ、レニー・クラヴィッツらに大きな影響を与えている。今回紹介するファンカデリックの3rdアルバム『マゴット・ブレイン』は、黒人のみで演奏される最も初期のロックであり、まさにブラックロックの原点ともいえる傑作だ。

■ジミヘンとスライ・ストーン

「黒人はブルースとR&Bを演奏し、白人はカントリーとロックを演奏する」。70年代前半、ロックが全盛となった時代には、こんな台詞が当たり前のようにまかり通っていたのだが、実際に当時のミュージシャンを見ていると、そんなに間違ってはいなかったように思う。僕が中学生の頃は、ロックのギターを弾く黒人はジミヘンしか知らなかったし、黒人と白人の混合グループはスライ&ザ・ファミリーストーンぐらいであった。当時大人気のサンタナも黒白混合であったが、リーダーのカルロス・サンタナは日本人の僕が見ても明らかに純粋な白人ではなかったから、黒人でロックミュージシャンと言えば、ジミヘンとスライ&ザ・ファミリーストーンだけだった。まぁ、今になって思えばスライはファンク系のグループでありロックではないのだが…。

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