2017/08/21 20:30

【メガマソ】 『MEGAMASSO Summer tour2017 “天使崩壊サマーデイズ~きみはただしいんだよ~”』 2017年8月20日 at 渋谷WWW X

 (okmusic UP's)
(okmusic UP's)
 “今日、みなさんに伝えなければいけないことがあります。2017年11月23日、北とぴあ さくらホールのワンマンライヴで、メガマソは解散します”

 ダブルアンコールに登場するなり涼平(Gu)が涙声でそう告げると、場内は水を打ったように静まり返った。こういった受け入れ難い告知がライヴでなされた場合、ファンの悲鳴と嗚咽が場内を満たすのが常だが、彼らの場合そういった声は驚くほどわずかで、大多数が続く言葉を聞き漏らすまいとじっと耳を傾けていた。それはメガマソの生み出す世界にどれだけファンが心酔し、どれだけ愛してきたかの証だったかもしれない。

 取材時に“よりメガマソの深い部分が表現できた”と語っていた最新アルバム『天使崩壊』を引っ提げての全国ツアー最終日。「シスタン」に「天使崩壊」とアルバムと同じメニューで幕開けたステージは、頭からハードなナンバー続きで実に攻撃的なものだった。“思い切り楽しい夏にしようぜ!”と限界知らずのハイトーンヴォーカルを伸びやかに贈るインザーギ、思い切りよくコーラスを入れながらニコニコと笑顔でギターを掻き鳴らす涼平、対して黙々とベースを弾きながら重厚なオーラを放つGou。アルバムの豊かな緩急はメガマソのひと筋縄ではいかない個性をあらわにし、インザーギと涼平がやわらかく歌を掛け合う「フラワリングピッツィカート」、神秘的な氷の音が鳴る「ICY MILK LAKE」では深遠な世界観に拍手が沸く。そんな中でメンバーが夏派と冬派に分かれて闘ったりと、アットホームなMCを随所に挟みながらも後半戦はノンストップ。アッパーな楽曲群でフロアーに拳と声をあげさせ、「The Requiem」では合唱するオーディエンスに向かって“お前たちが好き!”とインザーギが歌い替える。続く「LIPS」ではセンターに集まった3人が、キャッチーなメロディーに大きく手を振るフロアーを揃って見つめる場面も。その一方、デジタリックなビートとアコースティックなサウンドが融合した「ichigoサマーデイズ楽しみさい。」で、本編の最後に深海の底のような静謐さを醸す手腕は、さすがバンド10年の賜物である。

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