2017/10/11 18:00

LAUGHIN'NOSE 、LIP CREAM、G.I.S.M. etc、『ハードコア不法集会』が示したシーンの未来

 (okmusic UP's)
(okmusic UP's)
先週、Hi-STANDARDの『MAKING THE ROAD』の原稿を書くにあたって、彼らのジャンル、メロコアとは何かを改めて調べたら、メロディックハードコアの略称で、ハードコアパンクのようなラウドな音+スピーディーなリズムに叙情的な歌メロを乗せたもの…とあった。ああいうポップなパンクの総称として無意識に“メロコア”という言葉を使っていたが、元はハードコアパンクから派生した音楽であることは完全に忘れていた。同時にハードコアと言えば、その昔、同ジャンルのバンドを集めてオムニバス盤が出ていたことも思い出し、CD棚を探してみたら、『ハードコア不法集会』を発見。今週はこれについて書こうと思う。

■1980年代前半に興ったムーブメント

10月4日に発売されたHi-STANDARDのアルバム『The Gift』がチャート初登場1位を記録。バンド初のアルバム首位となった。18年振りの新作で期待値も高かったわけだし、何しろハイスタの作品なのだから初登場1位も当然といった捉え方をするリスナーも少なくなかろう。しかし、今を去ること30余年前。日本のパンクが初登場1位を獲得するなんて考える人はおそらくそうはいなかったのではなかろうか。いや、実際のところ、THE STALINが1982年にアルバム『STOP JAP』を、1983年にはアルバム『虫』をチャート上位に叩き込んだので、30余年前にはすでに日本のパンクは市民権を得つつあったのだろうが、さすがにハードコアパンクが即それに続くと思った人は少なかったに違いない。歪みまくったギターサウンドと前のめりなほどのハイスパートなリズムを湛えた音楽が市井で盛り上っているような今の状態は、当時を知る者にとってはまさに隔世の感がある。まぁ、Hi-STANDARDの音楽はメロコア=メロディックハードコアであって、生粋のハードコアとは大分違うわけで、簡単に並列で語ることはできないだろうが、今の状況を鑑みると、日本でこのジャンルが形を成し始めてから四半世紀以上が経過したことを実感させられる。

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