2017/10/20 18:00

『バンド・エイド』で時の人となったボブ・ゲルドフ率いるブームタウン・ラッツの『哀愁のマンデイ』

 (okmusic UP's)
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ボブ・ゲルドフというアーティストは不器用な人だなと思う。75年にパンクバンドでデビューしたものの、自分の資質に合わないことが分かったのか、3枚目となる本作『哀愁のマンデイ(原題:The Fine Art of Surfacing)』ではポップなメロディー満載のニューウェイブへと方向転換し、一躍スターとなった。そもそもゲルドフは優れたメロディメイカーで、単調なパンクサウンドには合わないタイプ。どうやら少し遠回りをしたようだが、本作に収録されたシングル「哀愁のマンデイ(原題:I Don’t Like Mondays)」で世界中に知られることとなった。日本でも大いに売れたが、間違いなくロック史上に残る名曲のひとつである。

■チャリティーの先駆けとなった 『バンド・エイド』

1984年にリリースされたエチオピア飢餓救済のチャリティーソング「Do They Know It’s Christmas ?」は、後に続く「We Are The World」(‘85)などのようなチャリティームーブメントの先駆けとなり、世界中に衝撃を与えた作品となった。その後、翌年に開催された『ライヴ・エイド』は世界的な規模でのコンサートへと広がり、イギリス、アメリカ、オーストラリア、日本、オランダ、ドイツなどでコンサートは行なわれ、衛星中継で各国の様子がメディアに伝えられた。『ライヴ・エイド』のすごいところは、この後のチャリティーイベントや大きなロックフェス等のシステム作りを確立したことにある。現在、何万人も集まるフェスやチャリティー番組などが当たり前のように行なわれているが、それは『バンド・エイド』と『ライヴ・エイド』があってこそなのである。

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