2017/10/27 18:00

南部のローカルソウルを一挙に世界に広めたオーティス・レディングの名作『オーティス・ブルー』

モータウンにはマービン・ゲイ、ジャクソン5、スプリームス、テンプテーションズ、スモーキー・ロビンソンなどの大スターがいて、全米レベルのセールスを誇っていたが、それとは対照的にスタックスにはどえらい歌唱力を持ったシンガーがいた。それがオーティス・レディングである。ただし、スタックスは弱小レーベルでもあり、当初はアメリカ南部でのみ知られる渋い歌手に過ぎなかった。しかし、64年にヴォルト(スタックスの傍系レーベル)から初のアルバムをリリース、大手レコード会社のアトランティックがスタックスを配給することになってからは、全米市場が見込めるようになる。ルーファス・トーマス、サム&デイブ、ウィリアム・ベル、ジョニー・テイラー、エディー・フロイドなど、モータウンの煌びやかさはないが、ヒット曲を複数持つ南部ソウルのスターたちが登場してくる。

■関西的なスタンスのサザンソウル

60年代半ばのサザンソウル黎明期、スタックスからリリースされたレコードは関西(大阪と京都)で絶大な支持を集め、ソー・バッド・レビュー、サウス・トゥ・サウス、スターキング・デリシャス、激突モモンガ・パート2など、サザンソウルを模したグループが次々とロックシーンに登場し、70年代中期のライヴハウスで大人気となる。当時、日本全国レベルでサザンソウルが受けていたわけではないと思うが、ブルースを別にすれば、関西のロックシーンにおいてはサザンソウルのグループやシンガーが抜きん出て人気があった。それは何故か。おそらく、サザンソウルのテイストが関西の雰囲気にぴったり合っていたからだと思うのだ。都会的なモータウンは東京っぽくて、泥臭いスタックスは大阪的なのである。

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