2017/11/17 18:00

ロックがロックだった頃、熱いパフォーマンスを繰り広げたエレクトリック・フラッグの『ア・ロング・タイム・カミン』

 (okmusic UP's)
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以前、このコーナーで『フィルモアの奇跡』という作品を取り上げたことがある。そのアルバムはアメリカの誇る名ギタリストのマイク・ブルームフィールドと才人アル・クーパーのセッションライヴを録音したものであったが、フィルモアのライヴ以前にマイク・ブルームフィールドの結成していたスーパーグループがエレクトリック・フラッグである。60年代の後半、ブルームフィールドは米ロック界で最も注目されていたアーティストのひとりで、68年にリリースされたデビュー作の本作『ア・ロング・タイム・カミン』は、全米チャート31位と思ったよりも振るわなかった。しかし、これだけ熱いロックアルバムはそうはない。ロック史に残るこの名グループが、今ではすっかり忘れられているので、思い出してもらおうと取り上げることにした。

■ポール・バタフィールド・ ブルースバンド登場の衝撃

67年に結成されたエレクトリック・フラッグは、スーパーグループの名に恥じないすごいメンツが揃っている。ギターはマイク・ブルームフィールド。彼の名前が知られるようになったのは、65年にポール・バタフィールド・ブルースバンドでデビューしてからのこと。彼の地元はブルースの本場として知られるイリノイ州シカゴで、中学生の頃からブルースマンたちとセッションしていたのだから筋金入りとも言えるミュージシャンである。シカゴ時代に知り合った友人たちは優れたプレーヤーが多く、ポール・バタフィールドをはじめ、バリー・ゴールドバーグ、チャーリー・マッセルホワイト、エルヴィン・ビショップ、マーク・ナフタリン、ニック・グレイヴニッツら、おそるべき精鋭揃いである。

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