2017/12/20 18:00

安全地帯の出世作『安全地帯II』にバンドの矜持と時代の変遷を見る

■玉置浩二の圧倒的な存在感

安全地帯を語る上で本当に改めて言うことではないが、でもそこを無視してはこのバンドを説明できないもの──それは玉置浩二のヴォーカル、その圧倒的な存在感である。まずそこから語ろう。ここを読んでいる方の中によもや氏の歌を聴いたことがないという人はいないだろうが、もしいるとするなら、こんな駄文を読むのはすぐに止めてYouTubeとかでいいので玉置浩二の歌声を聴いたほうがいい。百聞は一見に如かずではないが、どんなに美辞麗句を並び立てても、その形容が氏の歌の素晴らしさを上回ることはないと思う。徳永英明やコブクロの黒田俊介が“日本一歌が上手い”、スキマスイッチの大橋卓弥が“最も尊敬するヴォーカリスト”と評しているというし、EXILEのATSUSHIがその歌唱力に圧倒されて玉置の自宅マンションに訪問して歌唱指導を受けたという逸話もある。当代随一のヴォーカリストたちがリスペクトの念を惜しまない姿勢からも氏のすごさが分かろうというものだ。その情感たっぷりに歌い上げるスタイルは「恋の予感」「悲しみにさよなら」「碧い瞳のエリス」「夏の終りのハーモニー」(※井上陽水・安全地帯名義)、「じれったい」と楽曲を発表する毎に、より迫力を増していった印象はあるが、もちろんそのヴォーカリゼーションは本作でも十分に堪能できる。

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