2018/01/17 18:00

44MAGNUM、衝撃のデビュー作『DANGER』はHR/HMを超えた“ジャパメタ”の歴史的傑作

 (okmusic UP's)
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 先週、EARTHSHAKERのデビュー作『EARTHSHAKER』を紹介したが、そうなると、80年代前半に人気、実力ともにそのEARTHSHAKERと双璧を成したこのバンドのことも語らねばなるまい。44MAGNUMだ。LOUDNESSやVOW WOWが扉を開けた和製ヘヴィメタルシーンをさらに押し上げ、所謂“ジャパメタ”ブームをけん引したバンドである。そればかりか、彼らがシーン全体に与えた影響を考えると、日本ロック史における転換点のひとつとも言える存在なのかもしれない。今、聴いてみても、そんなインフルエンサーの片鱗たっぷりのデビュー作『DANGER』から、44MAGNUMの偉大さを考察してみたい。

■楽曲の骨子はHR/HMの基本に忠実

44MAGNUMの1stアルバム『DANGER』は1983年発売。VAN HALENの『1984』、Mötley Crüeの『Shout At The Devil』が発表されたのも同年で、そう考えると当時は世界的にハードロック、ヘヴィメタルが一般層に入り込んできた頃だったとも言えるだろうか。その一方、音楽シーン全体で見てみると、米国ではマイケル・ジャクソン、プリンス、英国ではDuran Duran、Culture Clubらが人気を獲得した時期であって、MTVの隆盛によってさまざまな音楽ジャンルが勃興してきた頃でもあった。こと日本においては松田聖子・中森明菜の全盛期であり、演歌勢もまだまだ強く、歌謡曲中心ではあったが、それゆえにこの頃からクロスオーバーが進んだと見ることもできる。チェッカーズのデビューが1983年、吉川晃司やレベッカのデビューが1984年。歌謡曲とロック、アイドルとロックの本格的な融合はこの辺から始まったと見てもいいと思う。話がズレた。44MAGNUMに戻すと、アルバム『DANGER』にも同様の時代性、多様性、そして、そのクロスオーバーを見出すことができる。

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