2018/02/21 18:00

『世良公則&ツイスト』はロックを世に広めた日本音楽史上最大のブレイクスルー作品

■歌謡曲がメインの時代に颯爽と登場

まず、世良公則&ツイストが登場してきた当時の音楽シーンの状況を少し語っておきたい。日本のロックの始祖と言われる、はっぴいえんどの『風街ろまん』が発表されたのが1971年。1972年にデビューしたキャロルが解散したのが1975年だし、サディスティック・ミカ・バンドや村八分、外道、四人囃子、頭脳警察といった伝説的なロックバンドがのちのシーンに多大なる影響を及ぼすこととなる作品を発表したのも1973~1974年頃だ。

とはいえ、シーンのメインストリームは歌謡曲。ロックはまだまだ一部好事家たちのものであったことは間違いない。1975年には井上陽水のアルバム『氷の世界』がミリオンセラーを記録しているが、井上陽水は今でもフォークと括られることが多いようだし、荒井由実が年間アルバムチャートトップ20に4作品をランクインさせたのは1976年で、彼女はフォークとは異なる字義通りのニューミュージックをシーンに知らしめたわけだが、ユーミンの楽曲をストレートにロックと呼ぶには無理がある。

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