2018/04/25 18:00

『続いてゆくのかな』のグルービーなファンクと哲学的な歌詞に見るFLYING KIDSの志しの高さ

 (okmusic UP's)
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1990年代前半の第二次バンドブームの発端となった“イカ天”こと音楽番組『平成名物TV・三宅裕司のいかすバンド天国』。その初代キングがファンクロックバンドのFLYING KIDSである。当時はまだ一般リスナーには馴染みの薄かったファンクで邦楽シーンに真っ向勝負を挑み、キングとなることで見事に勝利を収めたわけだが、彼らのデビュー作品『続いてゆくのかな』はそんなバンドの志の高さを見事にパッケージした名盤だ。1998年に一旦解散するも2007年に再結成し、まだまだ続いているバンドの原点とも言える。

■初代グランドイカ天キング

初期のFLYING KIDSと言えば、前述のように“イカ天”で“初代グランドイカ天キング”になったことで知られている。──と書き出しておいて何だが、冷静になってみると、今や“イカ天”と聞いてピンとこない人も多いのだろうなと思う。“平成名物TV”という冠が示す通り、1989年(平成元年)2月に放送がスタートした音楽番組なのだが、それをリアルタイムで観ていた人たちとなると現在のアラフィフ以上だろうか。FLYING KIDSは90年代半ばに「風の吹き抜ける場所へ」「暗闇でキッス」「ディスカバリー」といったヒット曲を出しているので、アラフォー以降でもバンド自体を知っている人は多かろうが、結構いい年齢の人じゃないと彼らが“初代グランドイカ天キング”となって音楽業界の話題をさらったことは分からないだろう。

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