2018/04/27 18:00

スティングの『ブリング・オン・ザ・ナイト』は、パンク以降のロックが進むべき道を示したライヴ盤

 (okmusic UP's)
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一流ミュージシャンが集まっているくせに、偽パンクロッカーとしてデビューしたポリスのすごさは未だに忘れられないが、ソロになったスティングのすごさもまた忘れられないものである。特にソロデビュー時の畳み掛けというか、次々に繰り出す彼の新しい試みは、新たなロックへの指針に満ちあふれていた。今回紹介する2枚組のライヴ盤『ブリング・オン・ザ・ナイト』は、スティングが新進気鋭の若手ジャズミュージシャンたちとともに、フュージョン的な要素は極力排除したまったく新しいスタイルのロックを提示してみせた名作である。これほどハイレベルのライヴパフォーマンスは、21世紀になった現在でも滅多にないと言っていいだろう。アーティストとしてのスティングの才能が最も輝いていた時代の、ロック史に残る偉大なドキュメントである。

■ロック界最高のトリオのひとつ、ポリス

プログレ、ジャズロック、フリージャズ、ポップスなど、ポリスの3人はポップスの王道からアバンギャルドに至るまで、グループ結成までにすでに豊富な音楽経験を持ち、技術的にもハイレベルな猛者たちであった。彼らの狙いがどこにあったのか今となっては定かではないが、当初はパンク〜ニューウェイヴのテイストでデビューし、70s後半にイギリスで人気のあったレゲエ、スカの味付けを施したビートバンド的サウンドだった。78年にリリースされたポリスのデビュー盤『アウトランドス・ダムール』は、楽曲の完成度、演奏技術、創造性、魅力的なヴォーカルなど、全てにわたって非常に完成度の高い作品だ。

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