2018/06/15 18:00

心の深層にまで浸透するかのようなロバート・ワイアットのヴォーカルが堪能できる『EPs』

 (okmusic UP's)
(okmusic UP's)
20歳代の、それも高い技術を持ったドラマーとして認められていた若者が、突然不慮の事故によって下半身不随になってしまったとしたら…。その悲しみはどれほど大きなものだろうか。ロバート・ワイアットは以前このコーナーで紹介したことのあるイギリスのジャズロックグループ、ソフト・マシーンのドラマーとして、68年のデビューから71年までグループを支えた凄腕のメンバーであった。ソフト・マシーン脱退後、マッチング・モウルを結成し活動中の73年6月、階段からの転落事故で下半身不随となり、活動休止を余儀なくされるのだが、その1年後にはヴォーカリスト兼キーボード奏者として復帰する。

彼の音楽にはジャズ、現代音楽、ポップス、ワールド音楽などの影響が見られるが、時代に流されることのない重厚さと、この世のものとは思えないほどの美しいヴォーカルは、未来永劫聴き継がれていくと僕は確信している。今回取り上げる『EPs』は彼の代表曲を収録したコンピレーション作品で、ワイアット入門編でもあり上級編でもある名作のひとつ。

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