2017/09/23 08:10

LINEとアミューズ“100%電子チケット”で高額転売対策へ「社会システムから再構築する覚悟が必要」

(左から)舛田淳氏(LINE取締役CSMO)×相馬信之氏(アミューズ取締役専務執行役員)
 LINE、アミューズ、テイパーズが共同出資し、新会社・LINE TICKETを設立。来年には電子チケットサービス「LINEチケット」を2018年よりスタートさせる。昨年より議論の進む、チケットの高額転売対策に向けても強力は一手となるこの取り組みを推進するキーパーソンであるLINE取締役CSMOの舛田淳氏とアミューズ取締役専務執行役員の相馬信之氏に、今後の展望や課題解決へ向けて進むべき方向性などを語ってもらった。

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◆最大の目的はチケットの転売問題、買い占め問題の是正

――LINE、アミューズ、テイパーズの共同出資によるLINE TICKET株式会社が設立されました。同社の設立に至った経緯を教えてください。
【相馬】 最大の目的は最初の段階では自社アーティストのチケットの転売問題、買い占め問題の是正です。私どものアーティストを応援し、ライブに足を運んでくださるファンのみなさんの信頼を得るうえで、この問題は避けては通れないですし、そのためには自分たちでチケット事業をゼロから立ち上げるしかない。さらには自社のアーティストだけではなく、音楽業界全体、さらにスポーツ、舞台などさまざまな分野のチケットを適正に流通させるプラットフォームを作ることが必要だと考えたわけです。しかし、現実問題として自社だけでは難しい。そこで志を共にするパートナーとして、昨年7月にLINE社に声をかけさせていただきました。
【舛田】 LINEは現在、国内の月間利用者数が7000万人以上になりますが、次の方向性として我々が目指しているのは「スマートポータル」です。音楽、動画などのコンテンツ・プラットフォーム、決済、交通、フードデリバリーなどのライフ・プラットフォームを中心としたポータルサービス構想で、エンタテインメントサービスに関しても、すでに「LINE MUSIC」「LINE LIVE」「LINE BLOG」などを展開しています。その一貫として3年ほど前からチケットサービスも検討していたのですが、“100%電子チケット化”でないと我々が参入する意味がないと考えていました。そして、それには現在のチケット業界の構造そのものを変える必要が出てきますので、アーティスト、プロダクション、イベンター各社からの賛同が不可欠。その時点ではハードルが高く、断念せざるを得なかったのです。

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