2017/10/09 08:40

漫☆画太郎『珍ピース』のパロディ騒動から見る、実は“なんでもあり”のジャンプ編集方針とは?

「コピーギャグ」「名作パロディ」を極めた不世出のギャグ漫画化・漫☆画太郎が、22年ぶりとなる本誌帰還!? 珍遊記1巻(集英社/漫☆画太郎)
 先日発売された『週刊少年ジャンプ』(集英社)に、『珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-』などで知られる漫画家・漫☆画太郎の新連載『珍ピース』の第1話が掲載されると、わずか3ページで“即打ち切り”という予想外の展開が話題となった。“心はいつも15歳・少年ジャンプにたかる『珍遊記』だけの一発屋”の異名を持つ同作者の22年ぶりの本誌帰還だったが、実はこれ、いくつかの裏テーマが隠された『週刊少年ジャンプ』ならではの“遊び心”のある企画だった。そこで今回は、この“打ち切り騒動”から見えてくる、連綿と受け継がれてきた“なんでもあり”のジャンプ編集方針を検証する。

【画像】わずか3ページで終了した漫☆画太郎の新連載『珍ピース』

■実は“友情・努力・勝利”さえ守れば“なんでもあり”のジャンプ漫画

 『珍ピース』は、1ページ目で海賊王ゴールド・ロジャーが処刑されるシーンからスタート。続いて見開きで、「冒険の準備は出来たか!!? 見果てぬ海へ旅だつ時は今だ!!!」と大いなる冒険への期待をあおるメッセージが掲載され、登場キャラクターのモチーフやセリフ、タイトル共に、漫画家・尾田栄一郎の大ヒット作『ONE PIECE』を彷彿とさせる内容となっている。だが、4ページ目で突如、「編集部の手違いで、漫☆画太郎先生のボツ原稿が一部掲載されてしまいました。読者の皆様にお詫び申し上げます。『珍ピース』はここで打ち切りとさせていただきます。漫☆画太郎先生の次回作にご期待下さい」というジャンプ編集部からのお詫びを掲載。ジャンプの看板マンガを丸パクリする大胆な構成から、4ページ目でお詫びに持っていく渾身のギャグで、読者に圧倒的なインパクトを残した。

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