2017/11/11 08:10

カンヌ国際映画祭総代表が明言「映画館で上映されるものが“映画”」

「映画は未来への可能性がある芸術」と語るティエリー・フレモー氏(写真:逢坂聡)
 リュミエール研究所の所長であり、カンヌ国際映画祭総代表も務めるティエリー・フレモー氏。自らプロデュース、監督、脚本、編集を手がけ、「映画の父」リュミエール兄弟が残した1422本の短編作品から108本を4Kデジタル修復し、1本の作品として『リュミエール!』を完成させた。映画に人生を捧げてきたフレモー氏の映画愛あふれる本作への想いや、昨今の大きく変わりつつある“映画”というメディアへのこだわりを聞いた。

【写真】「映画の父」リュミエール兄弟

◆映画という芸術の未来を改めて考えるきっかけに

――約120年前に撮影されたリュミエール兄弟の作品を、いまこの時代に修復し劇場公開されるのには、どのような想いがあるのでしょうか。
【ティエリー・フレモー】「なぜいまか?」と問われるならば、それはデジタル4Kでフィルムの復元ができるようになったからということです。そのなかで、科学的に修復するだけではなく、リュミエールの映画を映画館で上映したい、観客に観てもらいたいと思いました。彼らは、技術的に映画を作り、芸術として成立させ、映画館で観るという、映画に対して3つの発明を成し遂げた偉大な映画人です。そんな功績を映画史に残したかったという意味合いが強いです。

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