2018/01/04 08:10

KADOKAWA、前例のない大型合作への挑戦「リスクを上回る中国市場の魅力」

唐の首都・長安の街そのものを再現した大規模なセットでの『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』メイキングカット
 巨大な製作費を投じ、中国ではほぼ全映画館での上映になる日中合作の大作として、両国の映画関係者の大きな注目を集めている『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』。今後の日中合作大型プロジェクトのロールモデルの1つとなるべく、新たな道をこじ開けるKADOKAWA 映像事業局・局長の堀内大示氏とチーフプロデューサーの椿宜和氏に、中国市場への進出について聞いた。

【画像】丸刈り染谷将太とホアン・シュアンがカメラを挟むメイキングカット

◆ほぼ全中国全土の劇場で上映。両国興行収入レベニューシェア

 近年、中国の映画市場は拡大の一途を辿っており、その規模は世界中から注目を集めるほどになっている。日本では、日中映画共同制作協定が締結に向けて順調に進んでいることもあり、この先の本格的な市場参入に向けた視線が一気に熱を帯び始めているなか、本作の動向は中国との関係性を見極める要素の1つとして、日本映画界からの大きな関心を呼んでいる。

「本企画は、日本・中国・フランスの合作映画『始皇帝暗殺』(2000年)で製作総指揮を務めた角川歴彦会長と、チェン・カイコー監督の人間関係が起点になっています。そこで次作の約束が交わされ、ちょうど今から10年ほど前に、実現に向けて具体的に話し合いが始まりました。初期の段階では、映画ビジネスが本当に成り立つのかという疑問もありましたが、企画を熟成している間に、中国で映画を娯楽として楽しむ人の数が格段に増えました。製作過程ではいろいろな難しさはありましたが、市場として“勝負になる”という思いは徐々に強くなり、やがて確信に変わりました」(堀内氏)

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