2018/05/06 06:00

【西郷どん】尾上菊之助、鈴木亮平と海へ「現場は刺激的でした」

大河ドラマ『西郷どん』京都・清水寺内の成就院住職・月照を演じる尾上菊之助(C)NHK
 「大君のためには 何か惜しからむ 薩摩の瀬戸に 身は沈むとも」――京都・清水寺内の成就院住職である月照が、西郷隆盛とともに鹿児島・桜島が浮かぶ錦江湾に入水した際に詠んだ辞世の句として伝わる。NHKで放送中の大河ドラマ『西郷どん』で月照役を演じている歌舞伎俳優の尾上菊之助は、「無念だったと思います」と想像を巡らせた。

【場面写真】薩摩へ逃げる月照と吉之助

 月照は、和歌を通じて公家・近衛家の信任を得て、そこで薩摩藩との縁が生まれ島津斉彬や西郷吉之助(隆盛)たちの一橋慶喜擁立運動を支え朝廷工作を手伝ったため、時の大老・井伊直弼に睨まれてしまい、安政の大獄で追われる身となってしまう。このとき月照に手を差し伸べたのが、西郷だった。

 「月照は、葉を歩くカタツムリを見てふと歌を詠じるような(第13回)、小さな命にも尊さを感じる非常にみやびやかな人。やがて、月照の天子様への思いと、西郷さんの国を思う情熱が、同じ方向を向いていく。2人とも欧米列強諸国の脅威が迫りつつある国情を憂い、なんとかしたかった。無念だったと思います」。

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