2017/05/21 16:00

吉行和子、この歳でもやれる役があるというのは凄く幸せ

吉行和子が山田洋次監督との出会いを語る
吉行和子が山田洋次監督との出会いを語る

 映画史・時代劇研究家の春日太一氏がつづった週刊ポスト連載『役者は言葉でできている』。今回は、映画『家族はつらいよ2』で熟年離婚の危機を乗り越えた夫婦の妻を演じる吉行和子が、山田洋次監督の作品に出演したことで知った演技の難しさ、幸せについて語った言葉を紹介する。

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 吉行和子は2013年、山田洋次監督の『東京家族』に出演、日常空間に本当にいそうな、平凡な田舎の主婦役を演じている。

「今までは独立系の映画ばかり出てきたので、撮影が終わると放ったらかしで、血糊がついたままロケ先から帰ったこともありました。それが、今度は丁寧に山田組のスタッフたちが扱ってくれましたから、新しい世界を知ったような気がします。

 役柄も、そうです。これまではエキセントリックな役が多かったですが、山田監督の映画では普通の奥さんの役。お父さんがいて、息子と娘がいて、嫁がいて孫がいる。私がとうとう味わえなかった家族の感じを味わわせてもらって、これはこれでとても楽しいです。

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