2017/05/17 07:00

急増中の猫映画 忍者との組み合わせで注目集まる『猫忍』

『猫忍』に出演する船越英一郎
『猫忍』に出演する船越英一郎

 昨今、空前の猫ブームが続くが、それは映画界にも波及している。『ねこあつめの家』など猫が登場する話題の映画が相次いで公開されている。なかでも注目は『猫忍』だ。大野拓朗演じる孤独な忍者・久世陽炎太が、掟を破り人目を避けながら猫を飼う姿を描いた作品。その見所について、コラムニストで時代劇研究家のペリー荻野さんが解説する。

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 以前、このコラムでも取り上げたドラマ『猫忍』の映画が20日から「全国ネコそぎロードショー」となる。
 
 その宣伝文句は「こじらせ忍者とオヤジ猫、股旅コンビの全国道中膝栗毛。仰天コラボが織りなす、笑いと癒しのモフモフ時代劇!」である。「モフモフ時代劇」…ドラマを見てない人には、想像もできないと思うが、そもそもこれはタイトルに「忍者」の「忍」より「猫」が先にくる、猫中心の作品なのである。

 物語は、霧生忍者の久世陽炎太(大野拓朗)が、稀少金魚を盗むミッションで忍び込んだ屋敷でデブ猫と遭遇。なぜか、その猫を十五年前に生き別れた凄腕忍者の父(船越英一郎)が「変化の術」で化けたものだと信じた彼は、こっそり猫を連れ帰ってしまう。おデブ猫を台に載せて、「ハハハアー」と平伏する陽炎太。当然、猫は無関心なんですけど。

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