2017/06/17 16:00

瑛太が常連になりたがる「ドラマ調CM」はなぜ有効なのか

住友生命1UP公式HPより
住友生命1UP公式HPより

 わずかな時間でも人々に鮮烈な印象を残す「物語」はあるものだ。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。

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 いよいよ最終局面に入った今期の連続ドラマ。『あなそれ』『リバース』『小さな巨人』と話題作が生まれてきました。しかし、劇的要素が人の関心を引き寄せるのは、何もドラマ枠だけではありません。今やCMの中においても頻繁に見かけるドラマ的手法。

 具体的なシーンを設定して、役者が様々な役を演じるCMがたくさんあります。中には、繰り返して見せられてもイヤにならず、むしろ何度でもクスっと笑わされてしまったりする、秀逸なものも。

 一例として「よ~、そこの若いの~」というフレーズで始まるあのCMを挙げたい。瑛太演じる、引っ込み思案のサラリーマン・上田一。転勤した馴染みの薄い土地で、庶民的な広東料理屋へ。

 メニューがべたべたと張ってある壁。安っぽいテーブルと椅子。忙しく働くコックたち。ガラスの扉に反射する車のライト。何ていうことない日常のワンシーンが、しかし不思議な印象を放っています。

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