2017/10/18 07:00

真矢ミキ 「いい男に育った」と言われた亡き父との思い出語る

亡き父との思い出を語る真矢ミキ
亡き父との思い出を語る真矢ミキ

 情報番組『ビビット』(TBS系)のMCなどを務める元宝塚のトップスター・真矢ミキさん。今回は彼女が、2004年に他界した父との思い出について語る。

 * * *
 父親が定年退職を迎えた1995年、私は宝塚のトップになった。舞台のセンターに立つ私に、母は「世代交代なのかな…」と、寂しそうに呟いていた。母より妻なんだ…と、当時の私はもどかしく思った事もあった。堰を切ったように、父は仕事をやめてから体調を崩していった。「ぼくを必要とする人はいる?」――誰よりもポジティブな父がそんなことを言う日もあったらしい。

 航空関係の企業に勤めていた父は、高度経済成長期にバリバリと仕事をこなす、絵にかいたような企業戦士だった。がむしゃらに働いてきた人が急に目標を失ってしまうと、肉体も精神もこんなにも弱ってしまうものなのか。急に世界がガラリと変わる定年。果たして、人間のメカニズムにあっているのだろうか。

 車だって急に止めればタイヤやら、運転手に何らかの支障がでるもの…かなりのスピードで走ってきた仕事人間の父に、定年は、あまりにも苛酷なブレーキだったのかもしれない。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

どっちつかずになりやすい運気。今日は家に帰って、勉強や調べ...もっと見る >