2017/12/06 16:00

『ザ・ノンフィクション』 ED曲流れると視聴率0.5%上昇

フジ日曜昼の名物番組Pが語る
フジ日曜昼の名物番組Pが語る

 1995年10月から続くドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系、日曜14時~)の番組作りはカメラを回す前に、取材対象者との信頼関係を築くところから始める。それは事件や社会問題だけでなく、市井の人々の人間ドラマ、生き方など、すべてのテーマにおいて一貫している姿勢だ。

 時代の移り変わりとともに、扱うテーマの傾向も少しずつ変化してきた。もともとは22年前、日曜の昼下がりにサラリーマンのお父さんたちがくつろいで見られるドキュメンタリー番組というコンセプトで始まった。記念すべき第1回は『すべてはあの一球から…野茂英雄2982球の真実!』(1995年10月)。第2回は『オウム真理教4人の幹部と私たちの戦後50年』で、視聴率10.1%をマークした。

 2代目チーフプロデューサーが担当した約6年間はバブル崩壊後の混沌とした時代を反映し、ホームレスなど貧困をテーマとして扱う回が目立った。あるひとりの的屋の生涯を追った『テキヤぶるーす』(1997年3月)はシリーズ化され、名作中の名作とされた。『借金地獄物語』(1997年9月)は、歴代最高の視聴率15.9%を叩き出した。

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