2017/12/17 07:00

『情熱大陸』ナレーターが語る収録の流れと印象深い回

『情熱大陸』のナレーターが印象に残る回とは
『情熱大陸』のナレーターが印象に残る回とは

 2018年で20周年を迎える『情熱大陸』(MBS制作・TBS系列放送)。番組に欠かせないのがナレーションだ。その声を聞くだけで、番組を彷彿とさせる「番組の声」はそのまま「番組の顔」でもある──。『情熱大陸』のナレーションを担当する窪田等さんに話を聞いた。

──「日本から南へ3000km、パラオ。ここにある思いを胸に旅へ出た、ひとりの女優がいる──」。オンエア用のVTRを見ながらナレーション台本を声に出してチェックするのは、ナレーターの窪田等さん。この日、収録が行われたのは11月26日に放送された菜々緒の回。窪田さん特有の耳に心地いいソフトな声で読み上げながら、台本の言葉をクルッと丸で囲んだり、書き込みをしたりとせわしなくペンを動かす。

 これは自分だけの印ですね。「ある思いを胸に」の「胸に」をナレーションで強調しようと思ったら、丸で囲んで「ムネ」とルビをふるなどして、台本でも強調します。「旅へ出た ひとりの~」とひと呼吸置きたいなと思って印をつけたり、アクセントや難しい言葉の意味を調べて書き込むこともある。本番前のテスト後には、場面ごとに秒数も入れます。細かく書くので、あっという間に台本は真っ黒(笑い)。変更もあるので使うのは必ずシャーペンです。

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