2018/02/02 16:00

柳家三三 亡き兄弟子の専売特許をアドリブを交えて継承

柳家三三の面白みが増した
柳家三三の面白みが増した

 音楽誌『BURRN!』編集長の広瀬和生氏は、1970年代からの落語ファンで、ほぼ毎日ナマの高座に接している。広瀬氏の週刊ポスト連載「落語の目利き」より、一昨年、がんで亡くなった兄弟子・柳家喜多八の噺を受け継いだ柳家三三(さんざ)の、40歳を過ぎてフレキシブルに演じたことで増した面白みについてお届けする。

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 2009年3月から虎ノ門・JTホールで毎月開催されていた「J亭落語会」(サンケイリビング主催/JT協賛)が昨年12月をもって幕を閉じた。スタート当初は立川談笑の月例独演会だったが、2011年から立川志らく、桃月庵白酒、柳家三三の月替わり独演会となり、翌年志らくに代わって春風亭一之輔がレギュラー入りした。今回の幕引きは施設主の意向でJTホールの使用が不可となったためのもの。

 最終回は三三の独演会。かつて三三と言えば「作品をきっちりと演じる若手」の筆頭だったが、40代に突入する前後からアドリブを交えてフレキシブルに演じるようになり、俄然面白みが増した。

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