2018/02/20 16:00

年に一度、旬の演者が大ネタをぶつけ合う贅沢な落語会

贅沢な落語会が目指すものは?
贅沢な落語会が目指すものは?

 音楽誌『BURRN!』編集長の広瀬和生氏は、1970年代からの落語ファンで、ほぼ毎日ナマの高座に接している。広瀬氏の週刊ポスト連載「落語の目利き」より、毎年12月に自身がプロデュースする、大ネタをぶつけ合う贅沢な会についてお届けする。

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 毎年12月に僕がプロデュースする「恵比寿ルルティモ寄席」は旬の演者による大ネタを4席ずらりと並べるのがコンセプト。

 2014年の第1回は桃月庵白酒『芝浜』/三遊亭白鳥『隣の町は戦場だった』/柳家三三『富久』/橘家文左衛門『文七元結』、第2回は春風亭一之輔『芝浜』/三遊亭兼好『富久』/白酒『井戸の茶碗』/文左衛門『子別れ』、第3回は兼好『ねずみ』/一之輔『文七元結』/白酒『二番煎じ』/(文左衛門改め)文蔵『芝浜』。このコッテリ感は半端じゃないが、年に一度くらいこういう会があってもいいと思っている。

 僕は、二人会や三人会をプロデュースする際には「こしら・一之輔」とか「こしら・萬橘・馬るこ」とか、組み合わせの妙にポイントを置くが、このルルティモ寄席は、今はなき「東横落語会」の再現を目指している。1985年に終了した「東横落語会」は小さん、志ん朝、談志、圓楽、小三治らが大ネタをぶつけ合う贅沢な会で、これに通ったことで僕は落語にのめり込んだ。

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