2018/04/11 07:00

今年8度目の年女・瀬戸内寂聴氏が語る理想の“最期”

寂聴氏が理想の“最期”を語る
寂聴氏が理想の“最期”を語る

 瀬戸内寂聴さん(95才)は、1956年に処女作『痛い靴』を発表した。それから60年を超える小説家生活の間には、女性の性愛を赤裸々に描いたことで「子宮作家」と揶揄され文壇から消されかけた期間も存在する。出家したのは51才のときだ。そんな瀬戸内さんに、元外交官の小池政行さん(67才)が、瀬戸内さんが今の世の中に抱く思いに迫った。

「お坊さんには、守らなければいけないことがたくさんあるんです。“嘘をついてはいけない”とか、“人の悪口を言うな”とかね。でもね、小説家というのは嘘を書くのが職業ですよ。悪口言いながら食べるご飯は、本当においしいの。そんなのやめられないじゃない(笑い)。

 だから、“人がいちばん守れないものを守ろう”と思って、それでセックスを絶ったんですよ。51才のときから、そういったことは1回もありません。誰も信じてくれませんけどね(笑い)。でも、仏さまはちゃんと見てくださっているからそれでいいんです」(瀬戸内さん・以下「」内同)
 
──恋愛感情を抑え込んだわけですか。
 
「いいえ、今でも恋愛はしています。長生きをするエネルギーの源は、やっぱり恋愛をすること。あの人素敵だな、お話ししたいなって思う気持ちは、生きる糧になります。恋愛すれば心がみずみずしくいられる。心がみずみずしいと、体もシワシワにならないのよ」

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