2018/04/13 16:00

立川談笑の改作『らくだ』 驚愕のロジックで後日談へつなぐ

談笑ならではのロジックに脱帽
談笑ならではのロジックに脱帽

 音楽誌『BURRN!』編集長の広瀬和生氏は、1970年代からの落語ファンで、ほぼ毎日ナマの高座に接している。広瀬氏の週刊ポスト連載「落語の目利き」より、改作落語で知られる立川談笑による『らくだ』改作と後日談における、談笑ならではのロジックの存在についてお届けする。

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 立川談笑と言えば改作落語。たとえば2月14日の「談笑月例独演会」(東京・博品館劇場)で演じた彼の『鰍沢』はこういう噺だ。

 吉原の月の兎花魁は平吉という客に無理心中を仕掛けられたが、何とか逃れて甲州の山奥で猟師の熊蔵と結婚し、お熊と名乗って平穏な日々を過ごしていた。ところが大雪の晩、道に迷った旅人を迎え入れてみると、執念深く月の兎を探していた平吉で、この男が熊蔵を殺そうと玉子酒に毒を入れ、熊蔵はそれを飲んでしまう。お熊は、無理やり江戸に連れ戻そうとする平吉に銃を向けて追い出すが、平吉は大声で「月の兎がここにいるって役人に届けてやる!」と捨て台詞。それを聞いたお熊は銃を持って男を追う……。

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