2018/04/28 07:00

大河最高視聴率『独眼竜政宗』脚本家・J.三木氏らが大河激論

左から磯田氏、三木氏、春日氏
左から磯田氏、三木氏、春日氏

 島津斉彬(渡辺謙)の死という大事件を機に、さらなる盛り上がりを見せる『西郷どん』。思えばNHK大河ドラマは、いつの時代も国民の話題の中心であり、数々の名作を生み出してきた。その中でも「ベスト」はどの作品か──。『西郷どん』の時代考証を務める歴史学者・磯田道史氏と、映画史・時代劇研究家の春日太一氏、そして歴代最高視聴率を記録した『独眼竜政宗』(1987年)の脚本家・ジェームス三木氏が熱い議論を闘わせた。

磯田:『西郷どん』のスタッフたちとの初顔合わせで、私は大演説したんです。「『独眼竜政宗』が大河史上の最高傑作であることは間違いない。我々はそれを超えるものを作ろうじゃないか」と。

三木:それは嬉しい。脚本家としてこれ以上の栄誉はありませんね。『西郷どん』には薩摩藩主・島津斉彬として渡辺謙くんが出演していることも『独眼竜』を思い出させます。

磯田:『独眼竜』では大御所の勝新太郎さんが豊臣秀吉を演じて、若き渡辺さんが演じる伊達政宗とぶつかり合った。そして『西郷どん』では、鈴木亮平さんが演じる西郷の前に、渡辺さんが大きな存在として現われるわけです。そのあたりにも『独眼竜』への強い意識を感じます。

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