2018/05/07 07:00

『正義のセ』『やけ弁』 新米なのに…無茶ぶり設定の理由

吉高が演じるのは「新米なのに正義感が強く頑固」な検事(公式HPより)
吉高が演じるのは「新米なのに正義感が強く頑固」な検事(公式HPより)

 話題を呼んでいる今期ドラマ『正義のセ』(日本テレビ系)と、『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』(NHK)。それぞれ、主人公が検事、弁護士だが、いずれも「新米」。にもかかわらず、弁が立つなど、“無茶ぶり”とも言える設定なのだ。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんがその狙いについて解説する。

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 この春からドラマ『正義のセ』 と、『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』(以下、『やけ弁』に略)が放送されています。

『正義のセ』は吉高由里子さんが検事、『やけ弁』は神木隆之介さんが弁護士を演じていますが、特筆すべきは、ともに「新米」であること。年度初めである春だけに、「新米の成長物語を描きたい」という意図は分かるものの、そこは法律を扱い、個人の人生を左右する専門職だけに、「新米だから」という言い訳は通用しません。検事は失敗がえん罪に、弁護士は未熟さが量刑の重さにつながってしまいます。

 しかも、吉高さんが演じる竹村凛々子は、義理人情に厚い父の浩市(生瀬勝久)から、「お前は昔、正義の味方になりたいと言っていた」と言われるほど正義感が強く頑固という設定。一方、神木さんが演じる田口章太郎は、担当する中学校の教務主任・三浦雄二(田辺誠一)から「活舌がいい」と言われるシーンが何度もあります。

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