2018/06/08 16:00

寺島しのぶ 新しい監督の才能を発信するのがこれからの使命

寺島しのぶが「監督」について語る
寺島しのぶが「監督」について語る

 映画史・時代劇研究家の春日太一氏がつづった週刊ポスト連載『役者は言葉でできている』。今回は、出演映画『のみとり侍』が全国東宝系にて公開中の女優・寺島しのぶが、ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した『キャタピラー』の若松孝二監督との思い出などについて語った言葉をお届けする。

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 寺島しのぶは二〇一〇年、若松孝二監督の映画『キャタピラー』でベルリン国際映画祭の最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞している。

「ちょうど、本当にやりたいこと以外の仕事をやめようと思っていた時期でした。そんな時に台本を渡されました。低予算映画だったので台本も明らかに手作りと分かる紙っぺらみたいなものでした。でも、それを読んだ時の衝撃といったらなかったです。すぐに『やらせていただきます』とお返事しました。若松監督にお逢いした時に、『これで海外で女優賞を取らせます。監督賞を取るより、女優賞を取る方が日本では観てもらえるから』と言われたんです。

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