2018/06/11 07:00

宝塚出身・龍真咲、男役だったのにスカーレット演じた理由

男役ながらスカーレットを演じた龍真咲(撮影/浅野剛)
男役ながらスカーレットを演じた龍真咲(撮影/浅野剛)

 スカーレット・オハラの破天荒な生き方や、レット・バトラーとの恋…私たちの心をときめかせ、人生を励ましてきた名作『風と共に去りぬ』が誕生して80年あまり。生きづらさを抱える現代の女性に、ふたたび彼女の強さやしたたかさを届けたい、と作家・林真理子さんが筆を執った。

 原作をもとに新たな視点で描いた超釈小説『私はスカーレット』が文芸誌「きらら」6月号からスタートし、早くも話題になっている。そして、この度、宝塚歌劇団でスカーレット役を演じた龍真咲さんと対談が実現。2人の運命を変えた作品の魅力について語り合った

林:龍さんはそもそも月組男役のトップでしたよね。どんないきさつでスカーレットを演じることに?

龍:そうなんです。宝塚ではトップをしている男役が、急に女役を演じることは、本来あまりないことなんですね。ただ、この作品に関しては、私はどうしてもレット・バトラーよりもスカーレットを演じてみたくて。

『風と共に去りぬ』の映画版が好きな両親が、私の別の舞台を観に来たときに、「いつかあの子にスカーレットをやってほしい」と客席でぽそっと呟いたことがあったそうなんです。近くにいた人たちから「あの子は男役なんだから絶対できないよ」と言われたそうなのですが、その話を聞いて以来、何か目に見える形で親孝行したいという思いもあって。

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