2017/10/13 10:31

桂歌丸の教え。その弟子・歌助の述懐

落語家の桂歌丸
落語家の桂歌丸

 【笠原然朗の舌先三寸】落語家・桂歌助さんに「前座」時代の話を聞く機会があった。

 歌助さんは桂歌丸の二番弟子。東京理科大学理学部数学科卒の変わり種。高校の数学教師を目指していた中で、「教壇に立つからには話が面白くないと…」と図書館で借りた落語のテープを聴いたのがきっかけで、落語にハマった挙げ句、本業にしてしまったという奇特な人だ。

 歌丸の二番弟子ではあるが、兄弟子の歌春は、師匠・桂枝太郎死去にともなっての“転籍”で、歌助さんは直弟子第1号となる。

 落語の世界は、師弟関係がベースにあって、師匠が亡くなった場合や、あるいは師匠をしくじった場合、つまり師匠と気が合わない、弟子が粗相をしたなどの理由で師弟関係を解消することもある。その場合、弟子が真打ちになる前なら、新しい師匠に弟子入りしなければならないルールがある。歌丸も古今亭今輔から桂米丸へ師匠を替えた“転籍”組だ。

 さて歌助さんの前座名は「歌児」。当時は5年目の大学4年生で、大学生と落語家の二足のわらじを履いていた。

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