2017/10/09 12:27

武術のルーツ探りたい「ガチ甲冑合戦」仕掛け人の思い

[写真]ガチ甲冑合戦の様子=写真:日本甲冑合戦之会提供
[写真]ガチ甲冑合戦の様子=写真:日本甲冑合戦之会提供

 三重県伊勢市にあるテーマパーク「伊勢・安土桃山城下街」が今年4月から大規模なリニューアルを始め、約200人の甲冑武者たちが激突する新たな催し「ガチ甲冑合戦・信長プロジェクト」を打ち出した。10万坪の敷地と二見町のシンボル・安土城を活用した大掛かりな合戦再現行事を2年間にわたり定期的に開催するものだが、これを手掛けるのは日本甲冑合戦之会(大阪市城東区)だ。すでに6月に2日間開催され、今月の29日に再び行われるという。そこで同会の横山雅始代表(63)に話を聞いてみた。

伊勢安土桃山城下街、93年「伊勢戦国時代村」として誕生

 伊勢安土桃山城下街は、1993年に日本最大級の時代劇テーマパーク「伊勢戦国時代村」として生まれた。2001年には累計来場者数500万人を突破。全国の幅広いファンに親しまれてきたが、2003年4月に「伊勢・安土桃山文化村」に名称変更。2008年10月からは萩本欽一を村長に迎え、「ちょんまげワールド伊勢」という独立法人の営業に。しかし、開業当初年間200万人あった来場者は2015年には8万人にまで落ち込んだ。

 2016年、そんな状況を改善しようと、不動産ファンド事業を行う企業「共生バンクグループ」がグループ会社化して再スタートを切り、今年7月に施設名を「伊勢・安土桃山城下街」に変更した。

 総額100億円ほどの予算をかけ、現存する施設も生かしながら、温泉大浴場や刀鍛冶工房、忍者などに変身、コスプレ施設、サムライ武芸体験などを新たに加えた。安土城は1泊500万円という驚きの価格でホテルとして利用される予定で、これら以外にも2018年8月には簡易宿泊所(忍者のお宿)を開設予定。インバウンド需要も加え、2019年には現状の10倍を超える100万人の年間来場者数を見込んでいる。そして、「ガチ甲冑合戦」といった催しも開催されている。

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