2017/11/05 11:00

<俳優生活40年>妹尾和夫「高校の演劇大会での惨敗が礎に」

[写真]今年俳優生活40周年を迎えた妹尾和夫(撮影:柳曽文隆)
[写真]今年俳優生活40周年を迎えた妹尾和夫(撮影:柳曽文隆)

 関西で朝からテレビをみていると、この記事の写真の白髪頭のおっちゃんが、通販番組で進行する姿を見かけるという人も多いだろう。この人の名は妹尾和夫。「せのぶら」(2010年~2014年・ABC朝日放送)というテレビ番組では、各地をまちぶらしては人とふれあったり、ラジオ番組では泣いたり笑ったり楽しいトークでリスナーを喜ばせるなどバラエティ豊かな人物だが、本業は俳優である。しかも、今年で俳優生活40周年を迎えたという。マルチに活躍している妹尾和夫が、なぜ俳優やタレントとして活躍しているのだろうか。きょうから始まる連載で、これまでの軌跡や横顔を綴っていくことにする。

演劇に触れたのは高校の寮生対抗演劇大会で

 先週、大阪市福島区にある妹尾和夫が主宰する「劇団パロディフライ」の稽古場兼事務所を訪ねてみると、多くの俳優らが集まり稽古を積んでいた。なんでも同劇団の公演「コペルニクスさん家はおとなりです。」が来月に迫っており、妹尾をはじめとする劇団員らは小道具の準備から音響チェック、そして演技を行うなど大忙しだ。

 それを真剣な表情で見つめる妹尾の表情は、いつもテレビ番組で見かけるものとは一変、真剣そのものだ。妹尾がパーソナリティを務めるラジオ番組で「今年で俳優生活40周年を迎えた」と聞き、さぞかし少年時代から俳優というのもを目指して頑張ってきたんだろうなと思い聞いてみると、意外な答えが返ってきた。「初めて演技をしたのは、高校時代の演劇大会に出ることだったんですわ」

 というのも、妹尾が通っていた高校は全寮制で、寮の中では全国各地出身の寮生が関東や近畿といったブロックごとにグループが分けられており、そのグループ対抗の演劇大会が行われた時、妹尾は近畿ブロックの団長という立場だったため「なんとしてもブロックの優勝を獲るで~」という気持ちで演劇に取り組むことになったという。

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