2017/06/13 14:10

仲代達矢が語る撮影裏話「黒澤さんの映画では救急車が10台も待機」

上映後のトークで、仲代は黒澤作品の苦労や秘話を明かした
上映後のトークで、仲代は黒澤作品の苦労や秘話を明かした

黒澤明監督の映画『影武者』<4Kデジタルリマスター版>が6月8日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で特別上映され、上映後に主演の仲代達矢が登壇してトークを繰り広げた。

同作は、武田信玄の影武者を務めることになった泥棒の数奇な運命を描く戦国巨編。1980年のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞し、当時の日本映画の興行成績で歴代1位にも輝いた。

84歳になる仲代は、46歳で出演した本作について「黒澤さんの映画では、役者はアスリートなんです。スタントを使わないので、救急車が10台も待機していました。北海道のロケで落馬した時は、治るのに1ヶ月かかると言われましたが、たくさんの役者と馬を待たせてしまうので、1週間で病院を逃げ出しました」と振り返った。

268日に及んだ撮影現場について、「長篠の戦いのシーンでは、北海道中の獣医さんに頼んで、馬に睡眠剤を注射して撮影しました。やがて麻酔が切れて馬が動き出すと、黒澤さんは『馬は動いていいが、人間はじっとしていろ』(笑)。馬に踏まれそうになった役者たちが、いくらなんでもひどいじゃないかと、撮影を3日間ストライキして…」と、壮絶な舞台裏を明かした。

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