2018/01/24 17:18

本屋大賞ノミネート記念! “大泉洋主演”の超異色小説『騙し絵の牙』の魅力とは? 【筒井康隆×塩田武士対談】

本屋大賞ノミネートの『騙し絵の牙』著者塩田武士が筒井康隆とSP対談!/写真:干川 修
本屋大賞ノミネートの『騙し絵の牙』著者塩田武士が筒井康隆とSP対談!/写真:干川 修

小説のジャンルとスタイルの改革者・筒井康隆氏。そして、出版界を舞台に、実在の俳優・大泉洋を“あてがき”した小説『騙し絵の牙』(KADOKAWA)を昨年8月31日に発表し、話題沸騰中の塩田武士氏。本作の“本屋大賞ノミネート”を記念して、筒井康隆氏×塩田武士氏、奇跡の作家対談をWEBザテレビジョンで再掲載。

■ 筒井康隆「僕ね、大泉君の大ファンなんですよ」

――お二人が初めて会ったのは、山田風太郎賞の選考会だと伺っています。

筒井 私は今、文学賞の選考委員を二つやっているんです。谷崎(潤一郎)賞ではその年の最先端の純文学を候補作として読んで、それから風太郎賞のほうでその年の最高のエンタメの作品を読んでいるんですが、去年の風太郎賞に推挙したのが塩田君の『罪の声』でした。

塩田 山田風太郎賞にノミネートされた時点でまず何が嬉しかったかというと、僕の小説を筒井先生に読んでいただけることだったんです。僕も先生と同じ関西の人間ですし、生まれた時からずっと「筒井康隆」という大きな存在を感じ続けて生きてきたので……。選考会のパーティーでお会いして「読みましたよ」と言ってくださった時は、感動に打ち震えました。さらにまた、新作までお読みいただけているというのはまったく想定外で。

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