2017/08/11 16:59

【芸能コラム】巧みな脚本と俳優陣の好演が生む登場人物の魅力―中野直之と奥山六左衛門の場合― 「おんな城主 直虎」

中野直之役の矢本悠馬
中野直之役の矢本悠馬

 武田との戦(いくさ)に備える今川の陰謀により、井伊家に取り潰しの危機が迫った第31回「虎松の首」。だがそれは、同時に直虎(柴咲コウ)たちが築き上げた井伊家の結束の強さを証明する場ともなった。隠し里に逃れた一族の前で、直虎が小野政次(高橋一生)と通じ合っていたことを打ち明けた時の温かな反応に、グッときた視聴者も多いに違いない。これは、登場人物たちの魅力が見る者に浸透した証と言えるだろう。

 登場人物を魅力的に見せるために必要なものは、大きく分けて二つある。まずは、ストーリーに沿ってキャラクターを引き立てる脚本。もう一つは、演じる俳優たちの芝居だ。その両方が効果を発揮した代表的な例が、直虎に仕える中野直之と奥山六左衛門だ。

 当主の座に就いた直虎に反発していた当初、直之は怒ってばかりいる直情的な人物、六左衛門は真面目だが今一つ気弱で頼りない…そう見えたはずだ。だが、今では2人とも直虎にとって頼りになる家臣。そうなる上で、それぞれ転機となったエピソードがあった。

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