2018/06/01 16:22

【芸能コラム】中山美穂&夏川結衣&南野陽子 さらに輝きを増すバブル世代の女優たち 『蝶の眠り』『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』「西郷どん」

『蝶の眠り』(C)2017 SIGLO,KING RECORDS,ZOA FILMS
『蝶の眠り』(C)2017 SIGLO,KING RECORDS,ZOA FILMS

 高校生や20代など、若者を主役にした作品が映画館のスクリーンをにぎわせる昨今。その一方で、このところ1990年前後のバブル期から活躍を続ける女優たちが存在感を発揮している。

 まず、80年代からアイドルとして活躍し、数々の作品に出演してきた中山美穂がいる。現在公開中の主演作『蝶の眠り』は、遺伝性アルツハイマーに侵された女性作家と若い韓国人留学生の恋をつづったラブストーリー。“作家”という孤高の職業にふさわしい透明感あふれるたたずまいと、病気への苦しみから、時に爆発する激しい感情が同居するコントラストが鮮やかな中山の演技が印象的だ。

 そんな彼女の代表作と言えるのが、1995年の『Love Letter』。この作品で一人二役を演じた中山は、ブルーリボン賞主演女優賞など多数の賞に輝き、女優としての評価を確立した。繊細かつみずみずしいタッチでつづられた物語は今も根強いファンを持つが、『蝶の眠り』のチョン・ジェウン監督もその1人。“『Love Letter』の中山美穂を主演に”と熱望し、シナリオと一緒にその思いを伝える手紙を中山に送って口説き落としたという。

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