2018/06/16 15:59

【映画コラム】涙が頬を伝うが、ほほ笑みながら見ていられる『ワンダー 君は太陽』

(C)2017 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.
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 生まれつき顔立ちが人と違う少年が、困難に立ち向かう姿を描いた『ワンダー 君は太陽』が公開された。監督は『ウォールフラワー』(12)で、思春期の青年たちの揺れ動くデリケートな心の機微をリアルに描いたスティーブン・チョボスキー。

 遺伝子の疾患で、人とは異なる顔で生まれたオギー(ジェイコブ・トレンブレイ)。彼は度重なる手術のため、自宅学習を余儀なくされてきたが、両親(オーウェン・ウィルソン、ジュリア・ロバーツ)は、10歳になった息子を、学校に通わせることを決意する。オギーは学校でいじめや裏切りといった試練に遭うが、やがて彼の存在が周囲に変化をもたらしていく。

 本作は、オギー、友となるジャック、姉のヴィア、その友のミランダというチャプターに分けて、それぞれの視点から多角的に描いていく。それによって、オギーを中心に見せながら、それぞれの悩みや心情を浮かび上がらせるというユニークな構造が生まれた。

 その中で、ミランダのせりふにある「オギーという太陽の周りの家族という惑星の物語」と、新たな状況に飛び込んだ無垢(むく)な主人公が、困難に直面する姿を描く「オギー学校へ行く」という、二つの物語が展開していく。

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