2018/06/01 18:00

幕末絵解きミステリー! 浮世絵が語るアナザー維新

桜田門外の変を描いた大作で、オリジナルは6枚1セットの作品。ここでは、画中黄色い名前の襲撃者たちを中心にした3枚から、大老暗殺の謎をよみ解く!
桜田門外の変を描いた大作で、オリジナルは6枚1セットの作品。ここでは、画中黄色い名前の襲撃者たちを中心にした3枚から、大老暗殺の謎をよみ解く!

■ 絵に秘められた大老暗殺のミステリー!

浮世絵や錦絵は、写真と同じく時代を写し取るもの。でも写真と決定的に違うのは、絵には必ず作者の主観が入ることだ。それは、描かれた出来事と、同じ時代を生きた人々の感じ方といってもいい。だからこそ史実と、それをモチーフにした浮世絵を見比べると、ファクトだけではわからない息吹を感じることができる。というわけで、今回は絵画をベースに幕末のミステリーをよみ解いてみよう!

安政7年(1860)3月3日、江戸城に向かう徳川幕府の大老・井伊直弼が、水戸と薩摩のたった18人の浪士に襲われ、暗殺された桜田門外の変。歴史上、超がつくほど有名なこの事件は、当然絵画に描き取られている。

作者は歴史絵や武者絵を得意とする月岡芳年。↑の大作のタイトルは、『安政五戊午年三月三日於テ桜田御門外ニ水府脱士之輩会盟シテ雪中ニ大老彦根侯ヲ襲撃之図』で、事件の起きた年が違っているが、血みどろの襲撃の生々しさを伝えている。

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