2019/02/24 11:00

絶滅危惧種 ニホンウナギのために消費者ができること

©iStock.com
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 ニホンウナギは2014年、国際自然保護連合によって絶滅危惧種に指定された。しかし、持続的利用に向けた対策は遅々として進まない。ウナギをめぐる異常な現状を整理するとともに、消費者が取るべき行動を考える。

 日本で食用として流通するウナギの大部分は養殖されたものだ。飼育下でウナギに卵を産ませて育てることは技術的に難しく、多大なコストがかかる。このため、天然のウナギが産んだ卵から育った子供(シラスウナギ)を捕獲して養殖場で育てる。「養殖ウナギ」と呼ばれていても、元々は野生のシラスウナギだ。

 消費を天然資源に100%頼っていることから、ウナギは再生産する天然資源だと言える。再生産する天然資源は、利用速度が再生産速度を上回らなければ、持続的に利用することができる。

 日本に生息しているニホンウナギの場合、最近の岡山県における研究結果では、2003年から2016年の13年間で、天然ウナギが80%も減少したと報告されている。個体数が減少しているということは、利用速度が再生産速度を上回っているということだ。

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