2019/09/13 11:00

「昭和な中華料理店」が消えている…… 南阿佐ケ谷の“小さなラーメン屋”を守る70代夫婦の思い

南阿佐ケ谷駅を出て青梅街道を進む
南阿佐ケ谷駅を出て青梅街道を進む

 昨年7月、86歳(当時)の店主がひとりで切り盛りしていた近所の小さな中華料理店が暖簾を下ろした。昭和の時代ならどこの町にも一軒はあったような、いわゆる「町中華」だ。

 しかし、私にとってその店は一般的な町中華を超えていた。なぜならその店は、中華料理屋とかラーメン屋とかいう以前に「コミュニティ」だったからだ。そんな居心地のいいコミュニティのことを、勝手に「B中華」と呼んでいた。

 参考までに書き添えておくと、「B中華」の「B」は、もちろんB級のBである。しかし、当然ながらこれは最上の褒めことばだ。

 ちなみに「B中華」を定義するとすれば、こんな感じになる。

・    大前提の昭和感
・    ビールと餃子で落ち着ける
・    店主や常連さんと仲よくなれることが目標
・    もちろんラーメンにも期待
・    ただし雰囲気重視なので、味には妥協してもよい

 昨年、あの店がなくなり、「B中華」の概念だけが残った。だからそれ以来、B中華の新たな名店を探すことにしたのである。

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